人間が浮気に走る原因は色々とありますが、その中でも最近注目しているのは環境的要因によって浮気率がどの程度変化するのかという研究です。

 

この考え方でいけば、浮気は本人の意思では無いと思われがちですが、犯罪同様に浮気も行った本人の自由意志に基づくもの。けっして責任が無いわけではありません。

 

しかし、やはり犯罪同様に生まれ、育ち、現在の環境によっても浮気は発生しやすい状況にある可能性が十分にあり、この点を無視してしまうと、浮気を事前に予防することが難しくなるかもしれません。

 

 

浮気症の友人の数が多い人

 

浮気症ではない人が浮気をした場合、その人間の周囲に同性の浮気性人間が潜んでいる場合があります。まるで悪い友人にそそのかされて悪事を働いてしまう思春期の青少年の様ですが、やはり周囲に悪い人間がいるだけで悪影響を受けてしまい「少しだけなら良いか」と、浮気に走ってしまう事もあるのです。

 

このような友人が近くに要る人間は、友人から浮気のためのノウハウを学び、どうすれば異性と効率的に出会え、なおかつ浮気を楽しめるのかを実践していきます。

 

しかも、その行為には師匠ともいえる友人が近くに居るのですから、まるで歯止めは効かず、ずぶずぶと浮気にのめりこんでいってしまいます。

 

こうした事は決して特殊ではなく、男性同士や女性同士での狭いコミュニティでは良く起きる現象。探偵社の調査でも時たま交友関係の確認の際に「友人に異性関係の激しい人間はいないか」を調査項目として加える依頼者もいます。

 

 

ストレスフルな環境で働いている

 

現在、欧米を中心にストレスの激しい環境で働いている人間ほど性欲が激しくなり、不倫を行いやすくなるという研究結果が発表されています。

 

そ中でも特に浮気率が高いと言われているのが、実業家や証券マン、医師、弁護士といった仕事は浮気率も高いばかりか、離婚率も非常に高く、結婚する際には要注意の職種であるともいえます。

 

彼らの共通点は金銭的余裕があり、仕事で外出する機会が多く、時間も不定期であるという点。浮気をする環境としては申し分のない要素を備えています。

 

また、いずれに職業もともに社会的地位が高いのと同時に、相当ストレスのかかる環境であることが解ります。

 

この様なストレス環境に晒さる人間はストレスのせいで性欲が高まったり、非日常的な不倫にはまりやすくなるので、人間としての高い道徳心が無ければすぐさま浮気に走ってしまうでしょう。

 

 

出張が多い仕事をしている

 

いずれの職業にかかわらず、出張が多い夫や妻を持つ家庭の浮気率はとても高いです。

 

その理由は、やはり出張先を利用した浮気が発生してしまう点。家庭から離れれば、旅先の恥とばかりに異性と遊んでしまう人が多いのです。

 

しかも、それが遊びですめば良いのですが、中には遠距離不倫にまで発展してしまう人も居るのは問題。パートナーに出張が多ければ、やはり浮気を警戒するのは当然なのです。

 

 

環境によって浮気をしやすいことについて解説させて頂きましたが、かといって浮気予防のために環境を変える事はとても難しいでしょう。

 

ただ、もしも上記の項目に自分のパートナーが当てはまるのなら、浮気の警戒はして損はありません。

最低限の防御策だけは整えておきましょう。